こんにちは、管理人のU2です。

5年振りにナラティブセラピーの勉強会に参加してきました。たくさんの課題を持ち帰ったので、後日しっかりと振り返りをする必要がありますが、今回は当方事業の研修メニューにもラインナップされているコーチングメソッドとの親和性について少し考えてみたいと思います。

ナラティブセラピー勉強会参加者の中に、コーチングを生業とされている方がいらっしゃいました。その方との会話を通じて、OJTリーダー向け研修資料の中にある一節を思い出しました。

※OJTリーダー研修資料より抜粋

つまり、部下を指導する際にありがちな「WHY?」を使うのではなく「WHAT?」を使ってくださいということを例示した資料です。

ナラティブセラピーでは、問題を外在化していくメソッドが特徴の一つとしてあります。ここでいう「予算の70%しかクリアできていないこと」についてナラティブ的に質問をするとしたらどうなるのでしょうか。

「何が影響を及ぼしていたの?」と聞くことで、その問題を1年生個人の問題として位置付けるのではなく、問題を1年生から一旦切り離し、客観化して考えていくというアプローチになってきます。そうして、「予算の70%しかクリアできていないこと」についての原因を探って行くことになる訳です。

コーチングとナラティブは別物だと思っていましたが、意外とシンクロするような点もあるんだなぁと気づかせていただきました。初対面の人との会話って、新鮮な刺激があって脳も活性化されていいものですね。これからも、興味が湧いたことについては躊躇せず、積極的に顔を出していこうと思える良い機会となりました。

この記事を書いた人

U2
ウキウキバリューで企画・制作を担当。際立ったスキルもないどこにでもいる中年のおっさんですが、かけがえのない人生、やりたいことをやりたいように歩んでます。