ー グリーフケア ー
こんにちは、管理人のU2です。
2019年より所属している認定NPO法人とうかつ生と死を考える会のグリーフケア講座2024に参加してきました。四谷でグリーフケアを学んだ以来になりますので、約5年ぶりの受講ということになります。
悲嘆にふれる
二日目の対談「分かち合いの会に参加して」では、参加者の悲痛な声をお聞きして心が痛みました。
大切な人を亡くされてグリーフのさなかにあるにも関わらず、こうして人前にでて心情をお話いただくことは、相当に勇気がいることですし大いに逡巡されたのではないかと思われます。そうしたなか、様々なお話を語ってくださいました。
- 分かち合いの会に一番最初に参加する際、一歩踏み出すのに勇気が必要だったこと…
- こんな辛い思いをするのは配偶者ではなく私でよかったと思われたこと…
- 「自分だけではない」と思えて少しだけ前に進めるようになったこと... etc…
実習で分かち合いの会に何度か参加させていただいたときの、あの独特な場の雰囲気がまざまざと蘇ってきました。周囲から「ガンバレ」と言われる度に世の中とのギャップに苦しまれたとの話をお聞きした際には、私自身3年前に大病を患ったときのことも思い出されました。自助グループのありがたさ、存在意義を改めて考えさせられる貴重な機会となりました。
嬉しいできごと
ダイアローグ体験会では、グループになって短時間のリフレクティングワークを行いました。進め方は以下のとおりです。
- 4人グループで、聞き手・タイムキーパー/話し手/オブザーバー2名に役割を分ける
- 任意のテーマについて聞き手と話し手で対話する
- 対話終了後、オブザーバーによって振り返る
- 振り返りを受けて、聞き手と話し手で対話する
- 全員で体験を共有する(振り返り)
対面での傾聴はこの数年行っていなかったこともあり、しっかりとできるかどうか少々不安がありましたが、次第に感覚を取り戻して集中していくことができました。
グループワーク終了後、「話しやすかったです」「話を聞くのがお上手ですね」「何か専門的に訓練されたんですか」等、ワークをしたメンバーの皆さんから褒め殺しにあいました(笑) でも、普段人から褒められることなんてなくなったので、なんだかとても気分がよくなりました。お世辞で仰ってくださるのは分かっていても、褒められると嬉しいものですね。
この記事を書いた人
U2
ウキウキバリューで企画・制作を担当。際立ったスキルもないどこにでもいる中年のおっさんですが、かけがえのない人生、やりたいことをやりたいように歩んでます。