
ー 相手の理解度を確認する ー
こんにちは、管理人のU2です。
今回は、社会人1~3年生を対象にしたビジネススキル研修vol.2として、発信力についてお話します。以下は、発信力研修における資料の抜粋です。
対人的能力を学ぶ~発信力編~(抜粋)よくビジネスシーンでは、「結論から先に」とか「話が長い、もっと簡潔に」とか言われる人も多いですが、私がこの研修で最も重視しているのは、相手の理解度を確認するという視点です。
これは傾聴力にも通ずることですが、自分ではしっかり伝えたつもりでも、相手に理解されていなかったということはよくあることだと思います。受けて(聞き手)の問題もありますが、伝える側にも責任があります。自分が伝えたことが確実に伝わったのか?相手にどう受け止められたかのか?と考える必要があります。
ここで行うエクササイズは、タングラムを使います。

2人ペアになって正面で向き合い、目の前につい立てを置いて同じ図形をつくるというワークです。
話し手は予めつくるパズルの図面を渡されており、聞き手となる方は話し手の説明だけでタングラムをつくります。簡単なように見えますが、聞き手は「はい」「いいえ」「もう一度お願いします」しか言えないルールになっていて、そう簡単にはつくれないようになってます。まるで、リアルビジネスにおける上司→部下の関係を現しているようなワークにより、相手の理解度をどう知れば良いのかを学ぶわけです。
相手がどういうタイプで何を留意して伝えれば良いか。新人に限らず、ベテラン社員も気づきが得られるワークなので、リーダー研修に加えても面白い内容です。
この記事を書いた人

U2
ウキウキバリューで企画・制作を担当。際立ったスキルもないどこにでもいる中年のおっさんですが、かけがえのない人生、やりたいことをやりたいように歩んでます。